ブラックボードの内容更新しました!

2021年08月10日│日々のできごと

こんにちは 歯科衛生士の後藤です。毎日暑い日が続いていますね💦
熱中症に気を付けて暑い夏を乗り切りましょう!

待合室にあるブラックボードの内容を更新しました!「フッ素」についてです。

フッ素には
①歯を強くする
②虫歯になりかけた歯の表面を治す
③虫歯菌の力を抑える
という3つの効果があります。どれも歯にとっては大事な役割です。

歯は食事をするたびにお口の中が酸性になり、歯の表面が溶けてしまいます。また、虫歯のきっかけになるミュータンス菌が砂糖を分解して酸という歯を溶かすものを作っていきます。歯の表面が溶けかけてしまうことを「脱灰(だっかい)」といいます。唾液には唾液に含まれるリンやカルシウムで歯の表面の溶けたところをもとに戻したり、虫歯になりかけた歯の表面を治す役割があります。この唾液による歯の溶けたところを治す力のことを「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。お口の中では常に「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。フッ素を塗ることで「再石灰化」のスピードを速めてくれる効果があります。

さらにフッ素が歯の表面に取り込まれることでさらに歯を固く強くしてくれます。また、ミュータンス菌という虫歯のきっかけになる菌が、歯にくっつく力を抑えることもできます。

歯科医院で塗るフッ素は、歯磨き剤の中に含まれるフッ素よりもたくさんの量のフッ素が入っています。最近では市販の歯磨き剤のほとんどにフッ素が含まれていますが、さらにその効果をアップさせるためには歯科医院で定期的にフッ素を塗る事がおすすめです。虫歯予防のためにフッ素を積極的に塗っていきましょう!

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